
航空・宇宙分野で培った高度な、安定した測位技術を実現
3台のGPSアンテナ、IMU(慣性計測装置)、カメラ、レーザスキャナを一体化したユニットを天板上に装備し、道路および周辺の3次元点群データを取得する装置です。
MMS計測車両を使用、データ解析を行い、切削オーバーレイなどの道路維持管理業務・路面性状測定業務・自動運転などに使用される高精度地図などを作成し、社会インフラの維持管理などに貢献しております。
MMSを活用した測量について
車で走行しながら3次元計測(NETIS:HK-180003-VE)
活用促進技術に登録されました(2021年2月26日)
MMSは高速(時速80km/h以内)で走行しても計測可能です。計測時間を大幅に短縮します。
大陸建設(株)では安全、かつ高品質な点群データを用いて、舗装切削量等計算システムを提供しております。
搭載機械 |
MMS-Xv320ZLB5(Z+F社製レーザスキャナ搭載(S-2100)・全方位カメラ・平たん性・IRI測定変位計搭載) |
機械の特徴 |
路面性状・建物・標識・ガードレール・路面表示・マンホール等の道路・及び周辺の3次元点群を高精度で効率的に取得。 |
出力資料 |
路面計測・路面性状資料/平たん性・IRIデータ/高精度オルソ画像/MMS-Viewer(全周囲カメラ)/3次元点群 |
◎MMS仕様
- ①GNSSアンテナ1(1周波)
- ②GNSSアンテナ2(1周波)
- ③GNSSアンテナ3(2周波)
- ④カメラ1(前方左)
- ⑤カメラ2(前方右)
- ⑥カメラ3(側面左)
- ⑦レーザスキャナ1(前方下面)
- ⑧レーザスキャナ2(前方上面)
- ⑨IMU(慣性計測装置 Inertial Measurement Unit)
- ⑩全方位カメラ
- ⑪高密度レーザスキャナ(90度/60度可変)
高密度ZFレーザー
90°モードが有効な場合
断面、微細な凹凸を計測する場合。
トンネル・路面性状計測
60°モードが有効な場合
全体の状況を把握したい場合。
道路台帳目的など
3次元点群解析処理
高密度ZFレーザのデータを使用し3次元点群の解析処理を行った結果。
カメラ・点群 MMS-Viewer
取得したデータを使用して走行画像・走行ルート・カラー点群の閲覧。MMS-Viewerシステムは無償提供されております。
MMS-Viewerダウンロード
※MMS-Viewerでの再生サンプル映像(1分20秒)
平たん性・IRI測定
◎平たん性・IRI測定変位計
- 方法:3点同時測定方式
- 計測範囲:外側車輪通過位置(OWP)
- 計測間隔:500Hz
- 計測精度:±30%以内
- プロフィールメータの計測値に対して
- 計測速度:0~80km/h
性能確認証書